誰にとっても安心できる居場所であるために

センターでは、センターを利用する誰もが「また来たい」、「来て良かった」と思っていただけるような、 いつでもほっとできる居場所となれるよう目指しています。

とくに他者に不寛容な時代だからこそ、誰もが安心して過ごせる居場所を、利用者のみなさんと一緒に作り上げていきたいと考えています。

3/18(木)に開かれた茶話会でも同じテーマで皆さんにお話しし、意見交換をしました。そのときの話し合いについて利用者さんがまとめてくださったので、ご紹介いたします。

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3月の茶話会で土屋所長を交え、ルールやマナーを守れず、他利用者を不快にさせてしまう言動をとられる利用者(仮にAさんとして)についてみんながどう思うか、捉えているか、あるいはどう考えているかなどをお話ししました。

 

Aさんの言動を個性として認めている方、Aさんの表面だけではなく内面を思慮し存在を認めている方など、みんなそれぞれの見方でAさんを温かく見ていることが共有出来ました。

また生活支援センターを1つのコミュニティとして捉え、人間関係などの訓練の場として利用しているので、時には我慢も必要という話もありました。

これらは今回テーマに乗ったAさんだけではなく、今後、南区生活支援センターを利用される方が同じようにルールやマナーを守れなかったり、様々な生活に対する価値観が自分自身と異なるような場合でも、同じような考え方で自分自身の心に落としどころを見つけられるのではないでしょうか?(ルールやマナーを守らなくてもいいということではなく、こちら側の心のあり様に焦点を当てて、というお話です。)

また、みんなにとって、生活支援センターとはどういうところか?という投げかけに対し、居場所であり社会である、コミュニケーションをとるために来ているなど発言がありました。

それはAさんにとって同じことではないでしょうか?南区生活支援センターはAさんの居場所なのではないでしょうか?

 

とにかく、まず、お互いがあいさつをして、返事が返ってこなくても、声をかけていこう!そこから雰囲気を変えていくことが出来るのでは?というお話でした。

 

また最後に利用者・職員や調理スタッフさんも含めて、みんなでより良い南区生活支援センターを作り上げていこうというまとめになりました。

 

南区生活支援センターだけでなく社会が他者に対して不寛容な時代になったなと感じていた矢先のこの話し合いは心が温かくなりました。

 

みんながみんなのことを思いやれる南区生活支援センターであってほしいと切に願います。